「
京阪杯・G3」(26日、京都)
まさに豪脚一閃。4番人気の
トウシンマカオが初コンビの菅原明に導かれ、大外一気で連覇を達成。後続に2馬身差をつけての快勝劇に、鞍上は「いい脚を使ってくれると信じていました」と笑顔でレースを振り返った。
冷静な判断が光った。好スタートを決めたが、激化する先行争いを避けて中団外めを追走。「思っていたよりも後ろになりましたが、その分、脚がたまっていました。動かした時の反応がすごかったです」。
ゴーサインで瞬時に加速すると、最後は上がり3F32秒7の豪脚でねじ伏せた。
昨年V後は勝利に手が届かず、悔しい1年を過ごしただけに、「勝ててうれしいです。機会を与えてくれたオーナーに感謝したいです」と鞍上。勢いを取り戻した4歳馬が、再びス
プリント界の頂点を目指して突き進む。
提供:デイリースポーツ