◆第24回チャンピオンズカップ・G1(12月3日、中京・ダート1800メートル)＝11月28日、栗東トレセン

　2年前の当レースの勝ち馬テーオーケインズ(牡6歳、栗東・高柳大輔厩舎、父シニスターミニスター)は、坂路を60秒8―15秒6で力強く駆け上がり、明日29日の最終追い切りに備えた。高柳大調教師は「中京では強いレースで勝っているし、不得手ではない。ただ、ゲートが怪しいので、今回もスタートを決めて自分のペースで競馬をしたい。練習ではおとなしいんですけどね」と課題を挙げたが、状態は良さそう。

　また、テーオーケインズは来年から種牡馬入りすることが明らかとなった。「東京大賞典に出る可能性もありますが、ここがラストランになるかもしれません」と高柳大調教師。こん身の走りで、多くのファンに感動のラストを届けたい。

スポーツ報知