船橋競馬場(晴、良)で29日、ダート1800mの交流重賞・第69回
クイーン賞(JpnIII)が行われ、3番人気だった
ライオットガール(
JRA)が3番手追走から直線で抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分51秒1、
岩田望来騎手の騎乗だった。
2馬身1/2差の2着には1番人気に推された
テリオスベル(
JRA)、3/4馬身差の3着には2番人気の
パライバトルマリン(
JRA)が入った。4着に入った
サルサレイア(大井)が地方勢の最先着だった。
ライオットガールは
父シニスターミニスター、
母マリアビスティー(母
父ハーツクライ)の3歳牝馬、毛色は黒鹿毛。
JRA栗東・
中村直也厩舎所属。8月の
レパードS(新潟)に続く重賞2勝目となった。通算成績は12戦5勝。
レース後のコメント
1着
ライオットガール(
岩田望来騎手)
「返し馬もいつも通り雰囲気良く出来ましたし、返し馬が終わった後もすごく落ち着いていました。この冷静な状態なら、しっかり馬の力を発揮してくれるのではないかと思いました。
道中の手応えは良く、直線に向かうことが出来ました。前の2頭がやり合ってくれた分、最後にひと伸びできました。改めて強い内容だったと思います。
今日は応援していただき、ありがとうございます。
ライオットガールはまだ3歳ですし、来年に向けて良い状態で迎えることができますので、また応援していただけたらと思います」
2着
テリオスベル(
江田照男騎手)
「本当によく頑張ってくれているのですが、行ける脚がありませんからね......。テンの行きっぷりが良くなかったです。今まではもう少し行ける感じがあったのですが、だんだん脚がなくなっている感じがあります」
3着
パライバトルマリン(
戸崎圭太騎手)
「馬の状態はとても良い感じでしたし、イメージ通りにも進められました。しかし、結果として3、4コーナーで行きっぷりが悪くなったのは、
テリオスベルと競り合ったからでしょうか。今後はその辺りの駆け引きが問題になってくるかなと思います」
10着 ビジン(
池添謙一騎手)
「最初は2番手を取れて、良い感じで1コーナーから2コーナーに入れました。しかし、
テリオスベルが来た時に控えたら、そこで一杯になってしまいました」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI