世界最強の
イクイノックス(牡4=木村)が現役を引退することが11月30日、分かった。シルクレーシングの公式サイトで同日、発表された。
有馬記念には出走せず、今後は社台スタリオン
ステーションで種牡馬入りする。
イクイノックスは21年8月にデビューし、22年春のクラシックは
皐月賞、ダービーとも2着だったが、同年の
天皇賞・秋でG1初制覇を飾った。
3月の
ドバイシーマクラシックを楽勝して「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界1位に。今年の
天皇賞・秋では1分55秒2のスーパーレコードをマークし、ラストランとなった
ジャパンカップでは国内外でのG1連勝を6に伸ばした。
総賞金は歴代1位の22億1544万6100円。他に
ドバイシーマクラシック&
ジャパンカップ制覇で
JRAの褒賞金200万ドル(今年のレートで2億6373万円)もゲット。総額4000万円(1口8万円の500口募集)だった
キタサンブラック産駒は、25億円近い
ビッグマネーを稼ぎ、種牡馬として新たなフィールドに立つ。
スポニチ