世界最強の
イクイノックス(牡4=木村)が現役を引退することが11月30日、分かった。シルクレーシングの公式サイトで同日、発表された。
有馬記念には出走せず、G1・6連勝を飾った26日の
ジャパンカップがラストランとなった。今後は社台スタリオン
ステーションで種牡馬入りする。
管理してきた木村師が寄せたコメントは以下の通り。
▼木村師 この秋、天皇賞と
ジャパンカップは素晴らしいレースをしてくれました。これ以上、望むことはありません。
牧場のスタッフ並びに木村厩舎のスタッフ、
クリストフ・ルメール騎手、獣医師さん、装蹄師さん、全ての現場関係者が尽力した成果だと思います。
イクイノックスには素晴らしい景色を見させてもらいました。
そして、彼は世界中の人々に感動を与えてくれました。(種牡馬として)無事に次の仕事へと向かってもらいたいと思います。
初入厩から2年半。彼と過ごした日々は世界一、幸せでした。こうして無事に送り出すことができ、その責任を果たせたことを誇りに思います。
全てを理解している、まさに
パーフェクトな馬でした。
イクイノックス、ありがとう。本当にありがとう!
スポニチ