ケフェウスSを制した
エピファニー(牡4、美浦・
宮田敬介厩舎)が、
チャレンジカップ(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。
エピファニーは父
エピファネイア、
母ルールブリタニア、母の
父ディープインパクトの血統。母は1勝馬だが、伯母の
ミッキークイーンは15年の
オークスと
秋華賞の覇者。いとこの
ブレイディヴェーグは今年の
エリザベス女王杯を制している。
ここまで11戦5勝。デビュー3戦目の未勝利から3勝クラスまで、圧巻の4連勝でオープン入り。その後は心身の幼さが影響して人気以下の着順が続いていたが、前走の
ケフェウスSで待望のオープン初勝利を挙げた。ハイペースが味方したことは確かだが、重賞級の決め手を秘めていることも間違いない。
今回は当時と同じ阪神芝2000mが舞台だから、条件は文句なし。馬主・シルクレーシング×
C.ルメール騎手のコンビといえば、先週の
ジャパンCを制して引退することとなった
イクイノックスと同じだから、人の勢いも心強い。来年の大舞台を目指す上でも、ここはきっちりと仕留めたい一戦となる。