12月3日(日)に
金沢競馬場で行われる中日杯(3歳上・重賞・ダ2000m)で好カードが実現。重賞19勝を挙げている
ハクサンアマゾネス(牝6、金沢・
加藤和義厩舎)と、金沢では11戦負けなしの新女王候補
ショウガタップリ(牝3、金沢・
高橋俊之厩舎)が初顔合わせとなる。
ハクサンアマゾネスは父
シルポート、
母オークヒルズ、母の
父ブライアンズタイムという血統。3歳時から重賞戦線で活躍し、平地では国内歴代2位タイとなる19個のタイトルを手にした。今回勝利すれば、
カツゲキキトキトと並んで歴代1位タイに浮上。節目の重賞20勝目を飾り、“女王健在”をアピールしたいところだ。
もう一方の
ショウガタップリは父
エスポワールシチー、
母ハートフルビコー、母の
父ゼンノメイジンという血統。馬名には『たくさん勝利して賞がもらえるように』という意味があり、その名の通り勝ち星を積み重ねている。当地では11戦11勝。遠征では西
日本ダービーを制したほか、南関東の
黒潮盃や
ロジータ記念でも健闘した。
2頭は今回が初対戦。これまで長きにわたって金沢競馬をけん引してきた
ハクサンアマゾネスに、世代交代を目論む
ショウガタップリが挑む構図となる。冬季休止期間を迎えるため、開催も残り少なくなった金沢競馬。2頭の牝馬による熱戦は、今シーズンの“
ハイライト”となること間違いなしだろう。
チャンピオンズCのあと、北陸路で行われる一戦にも注目したい。