JRAで今年51勝を挙げ、全国リーディング1位を快走する
杉山晴紀調教師=栗東=が12月1日、前日に現役引退と種牡馬入りが発表された
イクイノックス(牡4歳、美浦・
木村哲也厩舎、父
キタサンブラック)を大絶賛した。
トレーナーは管理する同世代の
ジャスティンパレス(
父ディープインパクト)で、2022年
皐月賞から
イクイノックスと5度対戦。「パレスは4歳になってからすごく成長してくれて、
ガイアフォースとともに期待を持って(10月29日の)
天皇賞・秋へ送り出しましたが、力の違いを見せつけられました。逆立ちしても勝てないな、という感じでした」と、あまりの強さに脱帽したという。
指揮官はさらに「欠点がなくて、ある意味、サラブレッドの理想の形。そう言える走りでした。調教師として、いつかあんな馬に巡り合いたいと思う、偉大な馬です」と賛辞を惜しまなかった。
スポーツ報知