金曜正午の段階で、3場そろって芝ダートともに良。これから雨が降る予報もなく、良好なコンディションでの開催となる。中山の芝は秋の開催で使われていないAコース。近年の傾向を見る限り、枠の有利不利はないが、逃げ馬を中心に前で運んだ馬が圧倒的に有利。差し馬は展開利が欲しい。ダートは上のクラスになれば差しも届く。冬のパサパサのダートだけに大型馬が優勢。1800mは外枠が有利になることがあるので注意したい。
阪神の芝はAコース。秋開催の後半4日間で使われていない内から3〜4mのコンディションが多少良さそう。その影響で、前&内で立ち回った馬が粘るシーンが多くなる。ダートは時計がかかりそう。
エーピーインディ系とストームキャット系が二大勢力となる。
中京も芝はAコース。4年ぶりに秋の開催がなかったので、全体的にコンディションはいい。かといって、極端に前有利とはならないはずで、ペース次第では外差しも決まる。ダートは前残りが多い印象だが、上級クラスは展開一つ。差し馬同士の決着も珍しくない。
【注目馬】
中山10R・
ペンティメント…今回と同舞台の前走の勝ちっぷりから見て、昇級しても通用するだろう。冬の中山ダ1800mでは要注意となる大型馬、しかも大外枠。連勝が期待できる。
中山12R・
エッセレンチ…前走は1400mで折り合いを意識した分、中団からとなって差し届かなかった。今回は初の1200mだが、むしろ流れに乗りやすそう。最内枠から好位のインで立ち回れば、直線で抜け出せる。
阪神11R・
ウインマイティー…阪神は得意で、内枠もソツなくこなせるタイプ。条件はベストといえるだけに、前走のように前々で運べれば出番があっていい。