◆第74回チャレンジC・G3(12月2日、阪神・芝2000メートル、良)
3歳以上による中距離重賞は13頭で争われ、単勝3番人気で
横山和生騎手騎乗の
ベラジオオペラ(牡3歳、栗東・
上村洋行厩舎、父
ロードカナロア)が4角を5番手で回ると、しぶとく脚を伸ばし、内を突いた
ボッケリーニとの鼻差の接戦を制した。前走の
日本ダービー4着から巻き返し、6か月ぶりとなった復帰戦で3月の
スプリングS以来となる重賞2勝目を挙げた。
勝ち時計は1分58秒8。2着には2番人気の
ボッケリーニ(ジョアン・モレイラ騎手)、3着に9番人気の
イズジョーノキセキ(
岩田康誠騎手)が入った。
昆貢調教師(
マテンロウレオ=5着)「内容は良かったんじゃないですか。もっと上の着順を目指していましたが、開幕週なのに直線で内が空いてややこしかったですね。外を回したぶん、損した感じです。やっと走る雰囲気が出てきました」
藤岡康太騎手(
リカンカブール=7着)「一歩目は出ましたが、馬自身に進む雰囲気を感じず、急かさずリズム重視で運びました。脚は使ってくれています」
川田将雅騎手(
フリームファクシ=8着)「半年ぶりで馬自体は成長しているので、この競馬で変わってきてくれればと思います」
和田竜二騎手(
ウインマイティー=9着)「いい枠を引いたし、スタートを決めてポケットで運ぼうと思っていました。とにかくやめさせないようにと。4角ではハミをとりましたが、直線で狭くなって、盛り返す脚がなかった。時計も速かったですね」
ホリー・ドイル騎手(
アドマイヤビルゴ=10着)「後ろからになってしまいましたが、いいレースができました。もう少し広いコースで、マイルから1800メートルの方が良さそうです。一瞬の切れはありましたが、ラストは疲れてしまいました」
バウルジャン・ムルザバエフ騎手(
フェーングロッテン=11着)「ゲートを出ず、馬の後ろでジッとためましたが、(前を)交わそうとしませんでした。メンタル的なものもあると思います。走っている感じは良かったので、距離を延ばして楽に(ハナに)行ければ変わると思います」
斎藤新騎手(
テーオーシリウス=12着)「自分の競馬はできましたが…」
松山弘平騎手(
エヒト=13着)「きょうは前向きさがあり、ある程度流れに乗って行く競馬をしました」
スポーツ報知