アスコリピチェーノに注目したい。
新潟2歳S以来3か月半ぶりのレースとなるが、ここで戴冠なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/10(日)
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・阪神芝1600m)
アスコリピチェーノ(牝2、美浦・
黒岩陽一厩舎)は断然人気に支持された東京芝1400mの新馬戦で、上り3F33.3秒の末脚で差し切り勝ち。続く
新潟2歳Sも完勝して無傷の2連勝。間隔をとったローテーションだが、早めに栗東入りして万全の態勢でここへ臨む。鞍上は
北村宏司騎手。
ボンドガール(牝2、美浦・
手塚貴久厩舎)は新馬戦で、後に
アルテミスSを勝つ素質馬
チェルヴィニアを差し切ってデビュー勝ち。続く
サウジアラビアRCでは
ゴンバデカーブースの決め手の前に2着に敗れたが、次走で東京スポーツ杯2歳Sを勝つ
シュトラウスには先着した。牝馬同士のここでは力上位だろう。鞍上はT.マーカンド騎手。
コラソンビート(牝2、美浦・
加藤士津八厩舎)は新馬戦で
ボンドガールに敗れたが、続く未勝利戦を制すると、
ダリア賞、
京王杯2歳Sと3連勝。決め手はここでも通用するものを持っていて、
ボンドガールへのリベンジを果たし戴冠なるか。鞍上は
横山武史騎手。
その他、
アルテミスSで2着の良血馬
サフィラ(牝2、栗東・
池添学厩舎)、新馬・
ファンタジーSと無傷2連勝の
カルチャーデイ(牝2、栗東・
四位洋文厩舎)、前走の
赤松賞を勝ってここへ臨む
ステレンボッシュ(牝2、美浦・
国枝栄厩舎)、未勝利・萩Sと連勝してここへ臨む
ルシフェル(牝2、栗東・
斉藤崇史厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時40分。