香港カップは連覇を狙う地元の雄
ロマンチックウォリアーが主役だ。昨年は4連勝で当レースV。直線で一気に抜け出し、2着
ダノンザキッドに4馬身半差をつける完勝だった。
今年は昨年のような連戦連勝とはいかないが、それでもG1ばかり6戦して【2・3・0・1】と安定。春にはG1クイーンエリザベス2世C(QE2)で
プログノーシスを抑えて連覇を達成。秋は
オーストラリアに遠征し、香港馬として初めてG1
コックスプレートを制した。力の衰えは全く見られず、地元代表として強豪遠征組を迎え撃つ。
アイルランドの名門A・オブライエン厩舎が送り込む
ルクセンブルクもV候補の一角。今年は英愛G1を4戦して【1・2・0・1】と強敵相手に食い下がってきた。
日本勢の筆頭はQE2・2着の
プログノーシス。前走
天皇賞・秋でも
イクイノックスの3着に健闘した。3連勝で
オールカマー制覇の
ローシャムパークはG1初挑戦。一気の相手強化だが未知の魅力がある。
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ヒシイグアス(高橋助手)時折、気性の悪さを出して高ぶるところはありますが、おおむね落ち着いており順調にきました。
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ローシャムパーク(田中博師)いい状態で送り出せた前走(
オールカマー1着)と大きくは変わらない。入厩してカイバ食いが悪くなった。今まで見られなかったことなので心配していたけど、うまく回復したし動きは変わらない。
スポニチ