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【カペラS展望】距離短縮で間隔の詰まったローテーションの馬が好走傾向

  • 2023年12月07日(木) 06時00分
 JRA唯一のダート1200m重賞。ダート短距離のオープン特別は1400mのほうが多数で、「直線に坂があるダート1200m」は特殊な部類に入る。よって、他コースでの好走がここでの活躍に直結するわけではない。過去10年で1番人気が18年のコパノキッキングの1勝しか挙げられていないように、基本的に波乱含みの一戦だ。

1.先行馬と差し馬の組み合わせが多い

 前走の4角位置で見てみると、1番手が[3-1-2-13]で勝率15.8%、複勝率も31.6%と最も高くなっている。ただ、差し馬がダメというわけではなく、脚質の組み合わせを見てみると先行馬と差し馬の組み合わせがほとんどだ。強い先行馬は残るが、先行争いが激しくなる以上、結果的に差し馬の台頭も多くなる。

2.距離短縮組

 過去10回で、前走も1200mを走っていた馬は[4-6-5-74]で複勝率16.9%なのに対し、今回距離短縮となる馬は[6-4-5-51]で複勝率22.7%。距離短縮の馬の単勝を買うだけでも回収率は119%にのぼる。

3.間隔は詰まっている方が良い

 過去10年間で、10週以上間隔が開いて勝ったのは21年のダンシングプリンスのみ。間隔での成績を見ていくと中1週が[3-2-1-23]で単勝回収率212%と好成績。中2週も[2-1-1-20]と2勝を挙げていて、間隔が開くのはあまり良いと言えないだろう。

 ここはベルダーイメルの大駆けを期待。以前は中距離戦線を中心に使われて先行していた馬だが、近走は距離を詰めて差す競馬が板についてきている。3走前はエニフSを勝ち、前々走はオメガギネスなど強力メンバー相手に2着。前走の武蔵野Sでも6着に入っている。距離短縮が有利なここで、ローテーション的にも悪くない。最後の坂で一気に突っ込んでくることを期待したい。

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