23年
中央競馬の総決算となる
グランプリ「第68回
有馬記念」(24日、中山)の2週前追いが東西トレセンで行われた。栗東では
天皇賞・秋2着の
ジャスティンパレス(牡4=杉山晴)が高倉(レースは横山武)を背にCWコースを馬なりのままきびきびと駆け抜け、6F82秒6〜1F12秒2をマーク。杉山晴師は「前の併せ馬が遅くて単走に切り替えたが動きは良かった。秋は天皇賞も使っているし来週しっかりやれば十分」と順調さをアピールした。
第2回中間発表のファン投票は20万以上を集め、
イクイノックス、
リバティアイランドに次ぐ3位。出走予定馬ではトップの支持を受けている。3歳で挑んだ1年前の
有馬記念は7着に敗れたが「昨年とは成長度も違う。今の完成度なら昨年以上の結果を期待できる」とリベンジに燃える。今年は新装・京都の
天皇賞・春でG1初制覇。暮れの
グランプリも締めくくるか。
スポニチ