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阪神JF・G1」(10日、阪神)
栗東での追い切りも手慣れたものだ。関東馬の
アスコリピチェーノは6日、CWで6F81秒3-36秒7-12秒0。馬なりで
フェブランシェ(3歳2勝クラス)に半馬身先着と、軽快に駆け抜けた。
栗東滞在後、コース追いはこれで3本目。動きを見届けた黒岩師は「体調面、精神面がすごく良かったので負荷をかけようと。直前だからといって手控えることなく、併せ馬ができた」と満足げに話した。
ここまで2戦2勝。「ポジションを取りに行って折り合えた。操縦性の高さを確認できた」。前走の新潟2歳Sを振り返った指揮官は、初の右回りにも「長く力強い脚を使ってくれるし、大きなコースのワンターンが合っている。右回りも心配していない」と不安なしを強調した。
【調教診断】11月17日に栗東へ入厩し、CWで計3本の併せ馬を消化した。ラスト1F11秒4をマークした1週前が本追い切り。今週は馬なりだったが、1F12秒0と動きの良さが目立つ。大きなス
トライドで身のこなしが柔軟。速い上がりが使えるので直線の長い阪神は合いそうだ。無敗でのG1戴冠も十分にある。
提供:デイリースポーツ