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中日新聞杯・G3」(9日、中京)
オクトーバーSで積極策を実らせ、オープン初制覇を果たした
ヤマニンサルバムは6日、栗東坂路で併せ馬。
田中健(レースは三浦)を背に、
タッチャブル(3歳1勝クラス)を1馬身半追走する形から、しっかり追われて半馬身先着し、好調を伝えた。4F52秒6-38秒0-12秒2を計時。加速ラップを刻んで駆け上がり、脚さばきは鋭かった。
見届けた中村師は「いつも通り動けていましたね。前回と同じようないい状態でいけると思います」と、状態の良さを確認。「前走はペースがマッチしてああいう形に。ハナにはこだわらないですし、うまく流れに乗れれば。左回りはいいですからね」と期待を込めた。
ここまでの勝ち鞍(5勝)全てを左回りでマーク。うち4勝を中京で挙げている巧者ぶりだ。勝ち方を知る最適舞台で、念願の重賞タイトルを引き寄せる。
提供:デイリースポーツ