◆阪神JF追い切り(12月6日、栗東トレセン)
ルーキー
田口貫太騎手(19)=栗東・大橋厩舎=がG1初騎乗のチャンスを迎えた。相棒の
ニュージェネラルは抽選対象だが、「依頼をいただいて、関係者の皆さまにすごく感謝の気持ちでいっぱいです」と目を輝かせた。6日は栗東・CWコースで感触を確かめ、6ハロン86秒8―12秒2で僚馬に首差先着。「道中しっかり自分からハミをとって、反応も良く乗りやすかったです」とイメージはいい。
10月14日の京都1Rを制し、中央と地方を合わせてG1騎乗可能な通算31勝に到達。特別戦とハンデ戦以外のレースに騎乗する際の負担重量の減量も3キロ(▲)から2キロ(△)となったが、
JRAで7勝を積み重ね、先週3日は
ギャラクシーS(
マルモリスペシャル)でオープン初Vも決めた。「特別レースも勝ったことがなく、表彰式も初めてでした。G1は憧れの舞台。今できる全力の騎乗をします!」。この勢いは見逃せない。(玉木 宏征)
スポーツ報知