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海外ではG1勝ちも珍しくない!? 世界と地方の女性調教師を紹介

  • 2023年12月07日(木) 17時45分
 JRA初の女性調教師が誕生することとなった。24年度のJRA新規調教師免許試験の合格者が7日、発表され、栗東・坂口智康厩舎前川恭子調教助手が合格。来年から調教師となる。

 前川助手は以前、崎山博樹厩舎に所属。08年にはウエスタンダンサー京阪杯を制している。崎山厩舎の解散後は坂口厩舎で経験を重ねてきた。

 JRAでは初となる女性調教師だが、地方では珍しくない。国内では土屋千賀子(浦和=引退)、安池成実(川崎)、谷あゆみ(ばんえい)、高橋優子(金沢)、平山真希(浦和)、沖田明子(名古屋)、宮川真衣(高知)、入口由美子(浦和)に続いて9人目、現役では8人目の女性調教師となる。

 海外に目を向けると、ビッグレースを勝った女性調教師も数多くいる。フランスのクリスティアーヌ・ヘッド元調教師はトレヴで13年と14年の凱旋門賞を連覇。他にもベーリング、アナバーなど数多くの名馬を育てている。オーストラリアのゲイ・ウォーターハウス調教師はゴールデンスリッパーSを7勝(共同名義を含む)しているトップトレーナー。また、アメリカのジェンナ・アントヌッチ調教師は今年のベルモントSアルカンジェロで制し、女性調教師として初めて米クラシック制覇を成し遂げている。

 まだ決定ではないが、おそらく開業は再来年の3月。前川助手がパイオニアとして、新風を吹き込んでくれることを期待したい。

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