2024年度の
JRA新規調教師免許試験の合格者が12月7日に発表され、9名が難関を突破した。現役ジョッキーの
秋山真一郎騎手=栗東・フリー=らが合格した。
秋山真騎手は1997年にデビューし、
JRA通算1056勝(同日現在)。2012年
NHKマイルC(
カレンブラックヒル)、阪神JF(
ローブティサージュ)のG1・2勝を含む重賞38勝を挙げている。騎手として同期デビューの
武幸四郎調教師、
村田一誠調教師に続く合格となった。
同騎手は合格した率直な感想を「ホッとしたというか、うれしいというか、不思議な感じ」と述べ、受験のきっかけは「今までずっとジョッキーとして26、27年乗せてもらってきましたが、体のこともあるし少しずつ依頼の方も少なくなってきたので、そろそろ次の
ステップに行きたいと考えました」と説明した。
2024年2月末での騎手引退も決定。調教師としての目標を聞かれると「まだ騎手としての仕事が残っているので、明確にコレというものはありませんが、師匠の野村先生(彰彦元調教師)と(元騎手の秋山忠一さん)父が所属していた小林稔先生(元調教師)は尊敬しています」と話した。
スポーツ報知