12月10日(日)に阪神競馬場で行われる
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)の出走馬・騎手が決定。収得賞金400万円の馬で抽選となり、
スウィープフィート、
テリオスルル、
ニュージェネラル、
ミライテーラーの4頭が突破した。
ニュージェネラルは
田口貫太騎手、
スウィープフィートは
永島まなみ騎手とタッグ。両騎手はGI初騎乗となる。
田口騎手は今年デビューのルーキー。これまでに
JRAで31勝を挙げている。コンビを組む
ニュージェネラルは父
ニューイヤーズデイ、
母エルメスグリーン、母の
父アグネスタキオンの血統。初戦は2番手からしぶとく食い下がり、後続の追撃を半馬身差振り切って初白星を手にした。また、レース当日は自身20歳の誕生日でもある。
永島騎手は21年デビューの3年目。これまで
JRA通算74勝を挙げており、今年は先週末時点で46勝のリーディング18位と大きく躍進した。騎乗する
スウィープフィートは父
スワーヴリチャード、
母ビジュートウショウ、母の
父ディープスカイの血統。全3戦で永島騎手が騎乗しており、前走の
白菊賞は上がり最速の末脚を発揮して2着だった。
来年の牝馬三冠路線を目指す素質馬が揃った一戦。有力馬の一角と目されていた
ボンドガールの回避で混戦模様に拍車がかかった印象だが、若手騎手2名が積極果敢な騎乗で波乱の立役者となるか。