スマートフォン版へ

【地方競馬】サヨノネイチヤが重賞初制覇

デイリースポーツ
  • 2023年12月07日(木) 22時37分
 「勝島王冠」(7日、大井)

 5番人気のサヨノネイチヤが鼻差の接戦を制して、待望の重賞初制覇。「東京大賞典・G1」(29日・大井)への優先出走権を獲得した。1番人気のライトウォーリアは2着に惜敗。3着には6番人気のロードレガリスが入った。

 約5分に及ぶ長い写真判定。わずか鼻差の決着-。重賞初挑戦となったサヨノネイチヤに勝利の女神がほほ笑んだ。デビューして12戦目。ここまで全て連対を果たしてきたが、今回は歴戦のつわものがそろったS2戦。坂井英師も「力試し」と話していたが、最高の結果となった。

 序盤は先行集団を見ながらの中団。ラスト100メートル過ぎでロードレガリスを競り落としたライトウォーリアが先頭に立つと、その外からこん身の力で襲いかかった。そのまま馬体をそろえてのフィニッシュ。鞍上の西啓太は自信があったのか、左手で馬の頭を軽くポンと叩き、そのまま小さくガッツポーズだ。

 「差した感覚はあったんだけど…。ちょっとヒヤヒヤしました」と、掲示板を確認しながら胸をなで下ろした。自身にとっては約5年ぶり通算2つ目のタイトル。当時は乗り代わりで回ってきたチャンスだったが、今回はデビューからコンビを組む思い入れのあるパートナー。29歳の主戦は「最初のころから大きなところの取れる馬だと思っていました。まだヤンチャだけど、走ることに前向きです」と胸を張った。

 トレーナーも「西ジョッキーが上手に誘導してくれた。うれしいのひと言」と満面の笑み。東京大賞典の優先権は獲得したが「ここに全力投球だったし、少し休ませてあげたい」と話し、来年はブリリアントC(24年4月9日・大井)から帝王賞(24年6月26日・大井)の青写真。楽しみな新星の誕生だ。

提供:デイリースポーツ

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す