名牝
ダイワスカーレットの孫となる
カルデナール(牡2、栗東・
池添学厩舎)で、土曜阪神6Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビューする。
カルデナールは父
イスラボニータ、
母ダイワミランダ、母の父
ハービンジャーの血統。母は現役時代に2勝。祖母の
ダイワスカーレットは07年の
桜花賞、
秋華賞、
エリザベス女王杯、08年の
有馬記念を制した名牝だ。ここまで坂路とCWコースを併用して乗り込まれ、坂路最終追いでは4F55.4-1F12.4をマーク。派手な時計は出していないが、ひと追いごとに着実に良くなっている。
ダイワスカーレットの血を引く馬は
JRAで21勝を挙げているが、そのうちダートは3勝のみ。ただ、これは芝を中心に使われていることが大きな理由といえる。近親には
ヴァーミリアンや
ソリタリーキングなどがいるので、ダート向きに出ても何ら不思議はない。どんな走りを見せてくれるのか、注目の初陣となる。