アロースタッドを運営するジェイエスは12月8日、同所での繋養(けいよう)種牡馬である
シニスターミニスター(牡20歳)の2024年の種付け料が、700万円に決まったことを発表した。
昨年の500万円から200万円のアップで、同馬では最高金額の種付け料。今年は産駒の
ミックファイア(牡3歳、大井・
渡辺和雄厩舎)が史上2頭目となる無敗の南関東三冠を達成。同じく
キングズソード(牡4歳、栗東・
寺島良厩舎)が交流G1の
JBCクラシックを勝つなど大活躍だった。
米国から輸入された
シニスターミニスターは2011年に日本で産駒がデビューし、導入当初の種付け料は150万円。一時期、種付け料が50万円に下がった時期もあったが、2021年の
チャンピオンズCなどG1・3勝の
テーオーケインズなどの活躍で、ダート界を引っ張る存在になった。
ジェイエス・業務営業課の松田拓也さんは「今年、ダートでは地方と中央を合わせた獲得賞金が現在、1位になっています。こうやって徐々に結果を出してくる種牡馬は、まれな存在。これからも産駒の活躍に期待しております」と話した。
スポーツ報知