10日の阪神芝の含水率はゴール前が11・0%。4コーナーは10・4%。良馬場にしては水分をやや含んでいるが、おおむね良好なコンディションだ。阪神JFと同じ舞台の4レース、芝1600メートルの新馬戦は超スローペースだったが、ラストから2ハロン目は10秒7と非常に速い時計だった。スピードを生かせる馬場になっている。
11レースの阪神JFは外回りを意識して折り合いに専念する馬が多そう。ロスなく、先行〜好位から速い脚を使えそうな
キャットファイトが浮上する。前走のアスター賞は4コーナー2番手から上がり最速の33秒7でレコード勝ち。2着に5馬身差をつけた内容も優秀だ。3番枠から早めに抜け出して、後続を完封するシーンも十分にありそうだ。
スポーツ報知