12月10日の中山5R・2歳新馬戦(芝1800メートル、16頭立て)は単勝5番人気の
グランカンタンテ(牝、美浦・
鹿戸雄一厩舎、父
リアルスティール)が、ゴール前の競り合いを制し、初陣を飾った。勝ちタイムは1分50秒8(良)。
スタートを決めると3番手を追走。道中はリズム良く運び、勝負どころで進出を開始。最後の直線では早めに先頭に立ち、ゴール前で迫った
エイユーキュート(
幸英明騎手)を鼻差退けた。
藤岡佑介騎手は「非常に前向きで真面目です。前の馬を抜いた後に先頭に立って、だいぶ物見をして浮き上がる感じになりましたが、詰められてもまた伸び返していました。そういう意味では余力があるなという感じでした。体がもう少しふくらんでくるといいなと厩舎の方が言っていて、その辺が今後の課題ですかね。能力はあると思います」と評価した。
スポーツ報知