「
香港ヴァーズ・G1」(10日、シャティン)
香港国際競走の4レースに計13頭が挑んだ日本勢だったが、健闘むなしく0勝。
香港ヴァーズ2着の
ゼッフィーロが最先着という結果に終わった。その同レースは仏国の
ジュンコがV。
香港スプリントは
ラッキースワイネス、
香港マイルは
ゴールデンシックスティ、
香港Cは
ロマンチックウォリアーと、地元馬が人気に応えた。
香港馬
ラシティブランシュがスローペースで逃げる展開。直線半ばで3番人気に推された日本の
ゼッフィーロと5番人気の仏国馬
ジュンコが並ぶ形で追い上げたが、最後は
ジュンコが力強く伸び勝ち、前走のバイエルン大賞に続いてG1連勝を飾った。3着は愛国の
ウォームハート(2番人気)だった。
アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を決め、勇躍挑んだ
ゼッフィーロは1馬身差及ばず銀メダル止まり。日本馬出走機会4連覇はならなかった。レーンは「素晴らしい走りでした」と健闘を称賛。池江師も「思った通りの競馬でした。馬もよく頑張ってくれました」とねぎらった。明け5歳の来年はさらなる飛躍を果たしたいところだ。
提供:デイリースポーツ