2014年に
朝日杯FSが中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつ
ホープフルSが用意され、17年からはGIに昇格。それに伴い、このレースは「2歳マイル王決定戦」という様に定着してきている。
1.前走マイル以上の距離を使われた馬が中心
阪神開催になった14年以降で、前走もマイルだった馬は[6-6-5-42]で複勝率28.8%、今回が距離短縮となる馬は[2-1-1-22]で複勝率15.4%。対して、今回距離延長となる馬は[1-2-3-56]で複勝率9.7%。
2.前走1着馬が強い
前走で負けていることはそれだけで割り引き材料になる。阪神開催になった14年以降の過去9回は、すべて前走1着だった馬が勝利していて、2着も5頭、3着も7頭が前走1着馬だった。
3.多頭数経験
過去9回で、前走の頭数が8頭以下だった馬は連対率7.1%、9〜11頭だった馬は連対率11.9%、12〜14頭だった馬は連対率11.4%、15頭以上だった馬は連対率20.0%。今回が多頭数であることも関係してか、多頭数を経てきた馬の成績が良い。
ジャンタルマンタルが中心。新馬戦を1800mで勝ち、続く
デイリー杯2歳Sでも、距離短縮の影響もなく前に付けてスピード負けすることもなかった。少頭数の競馬しかしていないが、前走が好位のインで脚を溜めて、直線で内から抜け出す競馬だったので、揉まれても心配はなさそう。ここは3連勝で無傷のGI制覇を期待。