有馬記念では1年間に起こった出来事に関連した「世相馬券」や「
サイン馬券」が注目を集める。そこで暮れの大一番を前に過去、話題になった例を振り返ってみよう。
サイン馬券の古くは87年で1着
メジロデュレン→2着
ユーワジェームスの枠連4-4は1万6300円の万馬券が飛び出した。両馬の頭文字をとると”ユメ”となったことは広く知られている。91年は1着
ダイユウサク(松田優作)→2着
メジロマックイーン(スティーブ・
マックイーン)の俳優ワンツー。そして12年は1着
ゴールドシップ→2着
オーシャンブルー→3着
ルーラーシップの海馬券。これに気付いて3連複4020円を仕留めた人も多かったはずだ。
ちなみに昨年は「M-1
グランプリ」の優勝コンビ名が和名でない年は3歳馬劣勢という“M-1の法則”が話題となったが、結果は真逆で1着
イクイノックス→2着
ボルドグフーシュの3歳馬ワンツー。一方でサッカーの「ワールドカップ」でアルゼンチンが優勝した年の
有馬記念は23日生まれが来るという“アルゼンチンの法則”が継続。奇しくも両馬ともに19年3月23日生まれであり、一部ファンからは「アルゼンチンがM-1に勝った!」と大盛り上がりだった。
さて、今年の
有馬記念はどんな決着となるのだろうか。普段は
ストロングスタイルで予想しているファンも、
グランプリぐらいは頭をゆる〜くして、少しだけ世相馬券、
サイン馬券を買うことをオススメしたい。