◆ピクシーナイト(14日・紺谷)

　阪神C(23日・阪神、芝1400m)を予定しているピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無)が、新コンビのムルザバエフを背に栗東坂路で1週前追い切りを消化。攻め駆けするタイプとはいえ、力強い脚さばきで4F50秒0(一杯)の好時計をマークした。復活が期待されるGI馬だけに、レースぶりに注目したい。

◆ディープボンド(14日・竹原)

　有馬記念(24日・中山・芝2500m)に出走予定のディープボンド(牡6歳、栗東・大久保)が、荻野琢を背に栗東CWで1週前追い切り。時計は6Fから85秒0-37秒2-11秒6(一杯)。アウトレンジ(3歳3勝クラス)と併入した。追走した分、最後は脚色が劣勢だったが、伸び脚はシャープ。使われながら状態は上向いている。

◆ヒートオンビート(14日・城谷)

　有馬記念(24日・中山・芝2500m)を目指すヒートオンビート(牡6歳、栗東・友道)が本日、栗東CWで新たにコンビを組む坂井を背に3頭併せを消化。僚馬2騎を先行させ、直線で内からしぶとく脚を伸ばすと、中のアムールリーベ(2歳新馬)に並び掛けるようにフィニッシュ。6F82秒3-37秒1-11秒5(一杯)をマークしたが、手応えほど弾き切れなかった。前走で絞れた馬体が、やや間隔があいたことで丸みを帯びて見えており、絶好調時と比べるとやや覇気にも欠ける印象。ビシッと追った今週と次週の追い切りで、どこまで上向いてくるか。

◆サンライズアムール(14日・赤木)

　来週のりんくうS(24日・阪神、ダート1200m)に出走予定のサンライズアムール(牡4歳、栗東・小林)がこの日、栗東坂路で藤岡康を背に追い切りを行い、4F50秒6-11秒7の好時計をマーク。カペラSを回避したが、その影響はなさそうだ。

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提供：デイリースポーツ