今週の
武豊騎手は土曜が中山、日曜が阪神で、土曜2鞍、日曜2鞍の計4鞍に騎乗する。
天皇賞(秋)当日の10月29日に騎乗馬の脱鞍の際に右大腿を蹴られ、筋挫傷のために休養していたが、今週末に2カ月ぶりにターフに帰ってくる。復帰戦は土曜中山11R・
ターコイズS(3歳上牝・GIII・芝1600m)で、
ソーダズリング(牝3、栗東・
音無秀孝厩舎)とのタッグ。前走の三年坂Sは初のマイル戦も奏功しての差し切り。もともと
フローラSで2着の実績があるようにオープンでも通用する馬なので、復帰即重賞Vが期待できそうだ。
そして日曜阪神11Rの
朝日杯FS(2歳牡牝・GI・芝1600m)では
エコロヴァルツ(牡2、栗東・
牧浦充徳厩舎)に騎乗する。こちらは前走の
コスモス賞で初めてコンビを組み、2着に6馬身差の圧勝だった。一気の相手強化、さらには初のマイル戦となるが、
武豊騎手は最終追いに騎乗して好感触を得たよう。一昨年の
ドウデュース以来となる
朝日杯FS2勝目となっても驚けない。
復帰週でいきなりの重賞制覇、さらにはGI制覇まであるのか。レジェンドの手綱捌きに要注目だ。