21年、23年の
東京スプリントなどを制した
リュウノユキナ(牡8、美浦・
岩戸孝樹厩舎)が15日、
JRAの競走馬登録を抹消した。今後は船橋競馬に移籍する予定。
JRAが同日、ホームページで発表した。
リュウノユキナは父
ヴァーミリアン、
母ネオカラー、母の
父クロフネという血統。伯母に07年の
TCK女王盃を勝利した
サウンドザビーチがいる。
本馬は17年6月にホッカイドウ競馬(
門別競馬場)でデビュー。ダートで2勝を挙げたほか、
JRA札幌で行われた
すずらん賞でも白星を飾った。その後は船橋競馬、再びホッカイドウ競馬と所属を移しながら
JRAの芝競走に挑戦を続け、18年秋に
JRAヘと転入した。
19年2月にひさびさの勝利を挙げると、以降はダートの短距離戦を中心に出走。20年秋あたりから本格化の兆しを見せ、21年の
東京スプリントほか、これまでに3つのタイトルを獲得した。長きに渡って全国のダート短距離重賞で活躍し、前走のカペラS4着が
JRAでのラストラン。再び船橋の地に戻り、現役を続けることになった。中央・地方の通算成績は53戦10勝(うち重賞3勝)。
(
JRAのホームページより)