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ターコイズS・G3」(16日、中山)
例年、荒れる傾向が強い牝馬限定のハンデ戦。今年は単勝5・2倍の1番人気に支持された
フィアスプライドが、好位4番手から鮮やかに抜け出して待望の重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分32秒7(良)。
4歳で挑んだ昨年は3着に敗れたが、見事にリベンジを達成。テン乗りでソツのない騎乗を見せたルメールは「彼女のレースをよく見ました。いつもスタートが遅く、後ろから伸びて間に合わなかったので、いい枠を生かして、いいポジションを取りたかった。4番手でベストポジションでしたね。手応えが良かったし、ゴールまで頑張ってくれました。重賞を獲れて良かったです」と奮闘をたたえた。逃げ粘った8番人気の
フィールシンパシーが2着。同一重賞3連覇を狙った6番人気の
ミスニューヨークは3着に敗れた。
提供:デイリースポーツ