中山11Rの第9回
ターコイズステークス(3歳以上GIII・牝馬・芝1600m)は1番人気
フィアスプライド(
C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒7(良)。1馬身1/4差の2着に8番人気
フィールシンパシー、さらにアタマ差の3着に6番人気
ミスニューヨークが入った。
フィアスプライドは美浦・
国枝栄厩舎の5歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母ストロベリーフェア(母の
父Kingmambo)。通算成績は16戦5勝。
レース後のコメント
1着
フィアスプライド(
C.ルメール騎手)
「彼女のレースをよく見て、良いスタートと良いポジションが欲しかったです。実際に、良いスタートを切れましたし、4番手で良い競馬ができました。手応えも良く、しっかりと伸びてゴールまで頑張ってくれました。重賞を勝てて良かったです」
(
国枝栄調教師)
「いろいろと流れが良かったですね。使えないかもと思っていたこのレースを使えましたし、
ルメール騎手も空いていました。それにハンデも54kgでした。そして、ジョッキーがうまく乗ってくれました。スタートが決まりましたし、位置を取りに行ったのも良かったです。ここに来て、馬が充実してきています。様子を見ながらですが、来年は
ヴィクトリアマイルが目標になるかと思います」
2着
フィールシンパシー(
横山琉人騎手)
「ハンデも軽かったですし、スタートが決まればハナへと考えていました。内枠でハナを楽に取れましたし、切れ味勝負にはしたくなかったので、早めに踏んで行きました。最後は勝った馬の切れ味に負けましたが、この馬の形なら重賞でもやれる馬です」
3着
ミスニューヨーク(
M.デムーロ騎手)
「残念でした。行きたいところにスペースがありませんでした。内で我慢して最後は伸びていますが、この馬は内からではあまり伸びないです。最後のレースでちょっともったいないレースになってしまいました」
4着
ソーダズリング(
武豊騎手)
「スタート良く、流れに乗れましたが、少し道中力んでいました。そのぶん弾けませんでした」
5着
ライトクオンタム(
大野拓弥騎手)
「出たところでリズムよく競馬をして、という指示でした。長く、しぶとく最後まで走り切れたのは収穫です」
8着
ヒップホップソウル(
横山武史騎手)
「返し馬から凄く具合が良いと感じて、良い気配でした。左にもたれる癖のある馬ですが、厩舎サイドがよく仕上げてくれていて、だいぶ改善されていました。本当はポジションを取ろうと思っていましたが、1歩目で
バランスを崩してしまい、考えていたレースが出来ませんでした。ペースもスローで、いろいろとうまく噛み合いませんでした」
ラジオNIKKEI