ジャパンCでG1・6連勝を飾り、歴代1位の総賞金22億1544万6100円を獲得した
イクイノックス(牡4歳、美浦・
木村哲也厩舎、父
キタサンブラック)の引退式が16日、中山競馬場で12R終了後に行われた。約1万6000人の観衆が見守る中、17時前にターフに登場。拍手と歓声に包まれながら、カクテルライトに照らされたスタンドの前を約3分間かっ歩した。
会場を訪れていた生産者の吉田勝己ノーザン
ファーム代表は「こんなに人に囲まれることなんてないのに、おとなしいのに驚きました」と感慨深げ。国内の新種牡馬としては史上最高額2000万円の種付け料と、種牡馬としても大きな期待をされる同馬について「
アーモンドアイにつけざるをえないでしょう」と、ノーザン
ファームが所有するG1・9勝の名牝との配合を明言した。早ければ再来年にも、両親の獲得賞金総額約41億円という大物が誕生する。
スポーツ報知