「朝日杯FS・G1」(17日、阪神)
道中は中団内めに構えた1番人気の
ジャンタルマンタルが、
デイリー杯2歳Sに続く重賞連勝でG1初制覇を飾った。直線では馬場の真ん中から堂々抜け出すと、後続の追い上げを封じ切り、3戦3勝で2歳マイル王の座に就いた。2着には外から迫った
武豊騎乗の4番人気
エコロヴァルツ、3着に5番人気の牝馬
タガノエルピーダが続いた。勝ちタイムは1分33秒8(良)。
殊勲の川田は「追い切りで乗せてもらってとてもいい馬だと思っていました。道中3コーナー過ぎ、4コーナー手前であまりいい形にならなさそうだったので、早めに進路をつくりにいきました」と勝負のポイントを振り返った。「性格も良く、能力も高いので、さらに成長が伴っていけば。G1を勝ちましたが、これからが楽しみな馬ですし、来年もこの馬の走りを楽しみにしてもらえれば」と、パートナーのさらなる飛躍を期待していた。
提供:デイリースポーツ