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【有馬記念展望】今年の一連の戦いで地力が大幅に強化されたジャスティンパレスが中心

スポーツ報知
  • 2023年12月17日(日) 21時25分
 第68回有馬記念・G1が12月24日、中山の芝2500メートルで行われる。

 天皇賞・秋2着からの参戦になるジャスティンパレス(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、昨年の7着馬。天皇賞・春を勝ち、宝塚記念も3着と今年の一連の戦いで地力は大幅に強化しているだけに、ここは勝機十分。

 天皇賞・秋回避以来のジャパンCではイクイノックスリバティアイランドに続く3着と地力を示したスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)。内回りの大阪杯で2着、距離不足のヴィクトリアM3着と条件不向きでも確実に上位をにぎわせるタイプ。このコースを攻略すれば突き抜けもあっていい。

 2番手から運んだジャパンCを5着のタイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎)。日経賞連覇の中山芝2500メートルの条件で、一昨年5着、昨年9着の借りを一気に返し、有終を飾れるか。

 春の宝塚記念イクイノックスの2着、秋は凱旋門賞に挑戦し4着のスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎)は、ここにきてまさに充実一途。1週前も抜群の走りをアピールしており、一気の戴冠があって驚けない。

 BCターフ3着以来のシャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎)は松山とのコンビで挑む。

 日本ダービー1着、2着のタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)、ソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)。中山の皐月賞もワンツーしており、コース適性もある。

 ジャパンC4着のドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)は3戦ぶりに武豊とのコンビ。ここに入っても一発の気配は漂っている。秋華賞エリザベス女王杯ともに3着のハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎)は54キロを生かしてどこまで。BCフィリー&メアターフ4着からの参戦になるウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚貴久厩舎)。モリスとのコンビでここがラストランになる。(大上 賢一郎)

スポーツ報知

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