タイトルホルダーはいつも通り、坂路を単走で2本。1本目は準備運動がてら軽やかに4F69秒1〜1F15秒8。2本目は圧巻だった。抑え切れないほどの手応えのまま15秒7→13秒8→13秒0→12秒1の加速ラップで、全体時計は4F54秒6。前走
ジャパンCの日曜追いが4F57秒6〜1F13秒3だから、その凄さが際立つ。
「“出てるわこれ”って走りでした」。これまで何度も
タイトルホルダーにまたがってきた三浦助手も、かつて数回しか経験したことのない感触に驚きを隠せない。「“今日は行けるな”という感じがあって、しまい伸ばしていこうと思ったんだけど、伸ばすまでもなくあのタイム(12秒1)。ここまで(調子が)戻ってくれるとは」。有終の美を目指すG13勝馬。完調に一歩ずつ近づいている。
スポニチ