「
有馬記念・G1」(24日、中山)
鍛え抜かれた肉体がさらに研ぎ澄まされてきた。関東勢で最後に登場した
タイトルホルダーは17日、午前7時半に美浦坂路に登場。1本目で軽く足慣らしを終えると、息を整えて再びスター
トラインへ。2本目は馬場の外めをグングン加速し、単走でしまい重点に4F54秒6-38秒9-12秒1をマークした。
日曜の坂路2本追いはスタンダード。男馬らしく、最後まで攻めの姿勢を貫く構えだ。三浦助手は「いつも週末は(4F)57秒ぐらいだけど、中間の疲れを見ながら、きょうは“イケるな”と感じて少し(しまいを)伸ばそうと思っていた。でも、伸ばすまでもなく12秒1が出ていたね」と、さすがの動きに感心しきりだ。
ジャパンC5着から中3週のローテ、久しぶりの在厩調整も何ら不安なし。「乗り手もビックリするぐらいに順調に来ています。きょうまでは何のトラブルもなく、むしろいい状態で来ています」。ラストランで、
ピークの出来に持っていく。
提供:デイリースポーツ