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【有馬記念】ルメール スターズオンアースと史上最多タイV4へ 盟友イクイノックス不在に「ビッグチャンス」

デイリースポーツ
  • 2023年12月19日(火) 06時00分
 「有馬記念・G1」(24日、中山)

 有馬記念連覇が懸かるクリストフ・ルメール騎手(44)=栗東・フリー=が決戦を前にインタビューに応じた。昨年コンビを組んだ盟友イクイノックスジャパンCを最後に引退したことで、今年はスターズオンアースとのタッグで臨む。勝てば池添に並ぶ有馬記念最多の4勝目。暮れのグランプリに対する思い、Vへの自信を明かした。以下、一問一答。

  ◇  ◇

 -まずは今年を振り返って。

 「いい年だったと思います。イクイノックスの存在は一番大きかった。あとは(JRAでの)騎乗停止もありませんでしたし、ケガもしませんでした」

 (続けて)

 「ただ…。ダービーのスキルヴィング(17着後、急性心不全で急死)。あれが今年のバッドポイント。一番かわいそうでした。それ以外は良かったです」

 -さて、今年も年末の大一番がやってきた。有馬記念とはどんな位置付けか。

 「僕にとっては日本で初めて勝ったG1レース(05年ハーツクライ)。そして、毎年この季節なのでクリスマスの競馬になりますね。クリスチャンにとって特別なレース。家族でパーティーができないのは残念ですが、競馬場の雰囲気はすごくいいですね」

 -昨年はイクイノックスで制覇。今年コンビを組むのはスターズオンアース

 「乗りやすい馬で、すごく能力が高い馬。前走のジャパンCもイクイノックスリバティアイランドの3着だから、すごくいいパフォーマンスだったと思います」

 -舞台はトリッキーな中山芝2500メートル戦。初めてのコースとなるが適性は。

 「(自分が乗って)右回りで負けたのは距離の問題です。2000メートルの内回り(秋華賞大阪杯)では間に合わなかった。スターズオンアースにはスタミナがあるので、2500メートルは大丈夫だと思います。中山も問題ない。スムーズなら彼女は長くいい脚を使えます」

 -祖母スタセリタ、叔母ソウルスターリングにも騎乗してG1を制した経験がある。ゆかりの深い血統。

 「面白いですね。スタセリタはスタミナがあまりなく、2400メートルでも少し長かったですから。ただ、スタセリタソウルスターリングも跳びが大きいというのは同じでした」

 -勝てば騎手として史上最多タイの有馬記念4勝目となる。

 「ビッグチャンスだと思います。スーパーホースはもういないから(笑)。ジャスティンパレスタスティエーラハーパースルーセブンシーズ…。今年はみんなにチャンスがあります。でも、スターズオンアースもG1レベルですごくいい競馬をしているので、いいチャンスがあると思っています」

提供:デイリースポーツ

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