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【有馬記念】過去のデータを分析! スクリーンヒーロー産駒と横山和生騎手に要注意!?

  • 2023年12月23日(土) 18時05分
 12月24日に行われる第68回有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。有馬記念は競馬ファンだけではなく、普段は競馬に興味がない人も馬券を買うことが多いために“競馬の祭典”と言われる。そこで、なじみのない人でも楽しめるように、過去の熱戦からさまざまなデータを紹介。有馬記念で初めて馬券を購入される方も、熱狂的な競馬ファンの方も、予想の参考にしてみてはいかがでしょうか。

【枠番】
 近10年では3枠、4枠、5枠の好成績が目立つ。3枠、5枠に関しては連対率も高い。また、20年以降はクロノジェネシスエフフォーリアイクイノックスと3年連続で5枠が勝利している。

【馬番】
 5枠の成績が良いのは上述の通りだが、リスグラシューオルフェーヴルが3枠6番から勝っている点もチェックしたい。8枠16番からはトーセンジョーダンマリアライトタイトルホルダーディープボンドなどが挑んでいるが、近10年では一度も馬券に絡んでいない。

【騎手】
 13年以降の中山芝2500mの成績をチェックすると、C.ルメール騎手が騎乗機会32回のうち、22回で馬券に絡む好成績を残している。さらに注目はタイトルホルダーに騎乗する横山和生騎手で、14回の騎乗機会で複勝率50%。昨年は日経賞タイトルホルダーで制したほか、有馬記念当日に行われたグッドラックハンデも7番人気のアケルナルスターで勝っている。

【種牡馬】
 13年以降の中山芝2500mの種牡馬別成績をチェック。有馬記念出走予定馬の父に限れば、スクリーンヒーローが[3-1-1-6]と好成績。有馬記念でもゴールドアクターが15年1着&16年3着、ボルドグフーシュが22年2着と複勝率100%だ。ウインマリリンは要注意となる。

【西か東か】
 近10年の有馬記念を振り返ると、関西馬が[6-9-8-95]、関東馬が[4-1-2-35]となる。勝利数、連対数ともに関西馬が上回っているが、勝率で見ると関東馬が上。連対率、複勝率も大きな差がないので、ほぼ五分といえる。

【人気】
 00年以降の有馬記念では、単勝1番人気の成績が飛び抜けて優秀だ。近年はクロノジェネシスエフフォーリアイクイノックスと3連勝中。勝率は56%、連対率と複勝率は80%に迫る勢いとなっている。一方、単勝オッズ10倍以上の馬が勝ったことは05年のハーツクライ、07年のマツリダゴッホ、15年のゴールドアクターの3回しかない。

【ローテーション】
 00年以降の有馬記念に出走した馬のローテーション別成績を見ると、ジャパンC組、天皇賞(秋)組が高い勝率、連対率を誇っており、秋の古馬G1路線で鎬を削ったメンバーの好走率が高い。勝率に換算すると、ジャパンカップ組よりも、間隔の空いた天皇賞(秋)組の方が高くなっている。また、菊花賞で好走した3歳馬も優秀な勝率、連対率、複勝率となっている。今年はタスティエーラソールオリエンスが該当する。

 ここまでさまざまなデータを紹介してきたが、どれを参考にするかはアナタ次第。有馬記念は24日15時40分に発走予定だ。

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