ラストランに臨む
タイトルホルダーにとって、これが本当の“最終追い”。いつものように名コンビ横山和が手綱を取った。先行
ホウオウルーレット(4歳オープン)を6馬身後方から追走。直線内に進路を取ると、自ら加速して5F64秒6〜1F11秒6の好時計で1馬身先着。最後まで鞍上の手綱が動くことはなかった。
横山和は「リズム良く走っていた。気持ちを高めていくようなフィニッシュの仕方をした」と意図を説明。ただ相棒を知り尽くすがゆえに「悪くはないがもう少し素軽さが欲しい」と絶好調時との違いも口にした。
有馬記念は3年連続の出走で過去2年は5、9着。3度目の挑戦で引退戦を飾った17年
キタサンブラックの再現なるか。
スポニチ