「阪神C・G2」(23日、阪神)
ス
プリント王の力を見せつける。
スプリンターズS覇者
ママコチャは栗東坂路で単走。軽快かつ力強いフットワークで4F52秒5-37秒7-12秒2を計時した。池江師は「単走でしたがシャープで、いい動きでしたね」と手応えをにじませた。
初のG1挑戦だった前走は好位でうまく立ち回り、最後は接戦をモノにした。マイル戦でも勝利しているが、近走は距離を詰めながらレース内容は良化している。今回は前走から1F延長となるものの問題はなし。指揮官は「2回連続で1200メートルを使いましたが、ちょっと押っつけていたので、その分1400メートルの方がためて、はじける競馬ができそうですね」と見据える。
1400メートルでは3勝を挙げており、そのうち2勝が阪神と舞台相性は抜群だ。トレーナーは「走りを見たら現状は1400メートルがベストだと思う。態勢も整ったと思います」と意気込む。もともと素質確かな4歳牝馬。充実期に入った今なら、ここもきっちりと結果を残してくるはずだ。
提供:デイリースポーツ