JRAは22日、柴山雄一騎手から騎手免許の取消申請があり、12月31日(日)付けで引退となることを発表した。引退後は古賀慎明厩舎で調教助手となる予定。

　同騎手は1978年生まれの45歳。98年に笠松競馬場で騎手デビューし、02年ごろからリーディング上位に名を連ねる。04年にはJRAの騎手免許試験に合格。05年からはJRA美浦所属の騎手として騎乗を開始し、同年12月の中日新聞杯でグランリーオに騎乗してJRA重賞初制覇を飾った。

　以降もロックドゥカンブ、アルビアーノなどの手綱を執り、今年7月には節目のJRA通算600勝に到達。20年4月からは栗東を拠点に騎乗していたが、今月14日付けで3年9カ月ぶりに美浦所属へと変更になっていた。JRAでの通算成績は10627戦602勝(うち重賞12勝)。

(JRAのホームページより)