◆グレナディアガーズ(22日・浜口)

　土曜阪神11R・阪神C(芝1400m)が引退レースとなるグレナディアガーズ(牡5歳・中内田)が、前日の最終調整を行った。朝一番の栗東CWに姿を見せると、16-16程度の速めのキャンターから直線でサッと脚を伸ばし、ラスト1Fは14秒4を記録。以前に比べると大人びた雰囲気がある一方、まだまだ闘争心があって馬体の張りも申し分ない。ピークが過ぎたとの印象は一切なく、万全の状態での出走とみていいだろう。

◆アグリ(22日・紺谷)

　土曜阪神11R・阪神C(芝1400m)に出走するアグリ(牡4歳、栗東・安田隆)。重賞2勝目へ向けて7枠14番に決まったが、脚質に幅が出てきており、外枠も問題なくこなせるはず。20日の栗東坂路の追い切りでも鋭い動きで駆け上がり、好仕上がりをアピール。得意の阪神で勝機到来だ。

◆ジューンベロシティ(22日・赤木)

　土曜中山10R・中山大障害(芝4100m)に、ジューンベロシティ(牡5歳、栗東・武英)が出走。前走の東京ハイジャンプは4着で重賞3連勝とはならなかったが、師は「ここを見据えてじっくり構える競馬を。届かなかったけど、本番につながるレースはできた」と手応えをつかんだ様子。「もともとここが大目標だったし、乾いた馬場でやれればチャンスはあると思う」と力を込めた。

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提供：デイリースポーツ