「阪神C・G2」(23日、阪神)
韋駄天G1馬が集結したスーパーG2を制したのは4番人気の
ウインマーベル。道中は好位でじっくり脚をためて直線へ。大混戦のなか、松山のゲキに応え、馬場の真ん中を力強く抜け出して、22年葵S以来となる2度目の重賞制覇を果たした。2着に3番人気の
グレナディアガーズ、3着に2番人気の
アグリが入った。勝ちタイムは1分19秒3(良)。3連単は3万5140円。
松山は「厩舎の方々が上手に仕上げてくださって、きょうはスタートもうまく出てくれて、人気馬を見ながらいい形で脚をためることができました。本当にいい馬ですし、直線に向いた時は十分やれると思っていました。しっかり伸びてくれたし、他馬を気にすることなく、強い競馬をしてくれました」と声を弾ませる。
「千二で活躍していた馬でしたが、今年に入って千二が少し忙しく、ここ2戦は千四へ。それにしっかり対応してくれていましたし、いろんな競馬ができる馬です。G1馬もいる中で結果を出してくれたのはうれしいですね」と、笑顔でパートナーをたたえていた。
提供:デイリースポーツ