中山11Rのグレイトフルステークス(3歳以上3勝クラス・芝2500m)は3番人気ニシノレヴナント(大野拓弥騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分32秒0(良)。半馬身差の2着に1番人気キングズパレス、さらに1馬身半差の3着に12番人気ダノングロワールが入った。

　ニシノレヴナントは美浦・上原博之厩舎の3歳セン馬で、父ネロ、母ニシノアモーレ(母の父コンデュイット)。通算成績は11戦4勝。

レース後のコメント

1着　ニシノレヴナント(大野拓弥騎手)
「じっくりと行ってほしいとリクエストがあったので、じっくりと溜めて行きました。直線では気難しいところがありますが、今日は比較的真面目に走ってくれました」

(上原博之調教師)
「中山の2500mは勝っているので、合うと思ってここまでじっくりと待ちました。大野騎手も手の内に入れて乗ってくれたので良かったです。長い距離で安定して頑張っていますし、相手次第ですね。次はオープンになりますが、長い距離を中心に使うところを考えたいです。父はネロ(短距離で活躍)ですが、長い距離で楽しみです」

2着　キングズパレス(T.マーカンド騎手)
「勝てる力はあると思いますが、モタれるところがあって追いづらくなってしまいました。勝ち馬にも上手くマークされました」

3着　ダノングロワール(原優介騎手)
「前目につけて良い競馬をする馬だと感じていました。予定通り2番手で、早めにスパートしました。最後の坂で止まってしまいましたが、頑張っています。良い馬ですし、これからまだまだやれる馬です」

4着　エクセレントタイム(北村宏司騎手)
「歩様がスムーズで、馬の機嫌も良くて、良いスタートを切れました。しかし、3コーナーから苦しくなり、追っつける形になってしまいました。それでも、体力があってバテずに伸びてくれました。流れが向けばもっとやれると思います」

5着　ホウオウエクレール(横山和生騎手)
「枠(が全て)ですね。仕方がありません。この枠から良い競馬をしていると思います」

ラジオNIKKEI