「
有馬記念・G1」(24日、中山)
ファン投票5位で選出された
皐月賞馬
ソールオリエンスが秋3走目でさらに調子を上げている。レース直前の様子を同馬を管理する
手塚貴久調教師に聞いた。
-23日は美浦坂路で4F64秒3-15秒3。
「順調です。(
ウインマリリンもいて)2頭ともいい感じ。あとは無事にゲートインできれば」
-木曜発表の馬体重は466キロ(前走が464キロ)。
「いつもこれくらいだからね。本番は460キロくらいでの出走になりそう」
-仕上がりは。
「現状はこれ以上やっても、本番で出し切れないところまでやったつもり。
セントライト記念も
菊花賞も出来は良かったし、この秋はずっと上積みがある状態で使えています」
-
皐月賞と同じ1枠1番。
「ゲートを出てからじゃないと分からないけど、ジョッキーが枠を考えて乗ってくれるでしょう」
-道中のポジションのイメージは。
「ダービーではソツなく位置を取っても大丈夫だった。キャリアが少ないから何とも言えないが、ダービーのあの競馬が生きれば、ある程度の位置からでも脚をためられるはず」
-
皐月賞は大外一気の競馬だった。
「どのタイミングでエンジンを吹かすかでしょう。反応がいいからね。そういう意味でインコースを走れる内枠はいいんじゃないですか。ダービーのように馬込みなら外へ膨れることもないと思うし。外を回さなきゃ駄目ということはない」
-クラシックを皆勤して1、2、3着。この戦績での有馬参戦は76年勝ち馬
トウショウボーイ以来、47年ぶり。
「験がいいですね。
タスティエーラとは差がない。世代間の力差はやってみないと分からないけどね」
提供:デイリースポーツ