「
有馬記念・G1」(24日、中山)
3戦ぶりに
武豊とのコンビが復活した2番人気の
ドウデュースが、
グランプリ制覇を決めるとともに、05年覇者
ハーツクライとの父子制覇を果たした。鞍上は
グランプリ史上最多タイの4勝目。2着は7番人気の
スターズオンアース、3着は今回がラストランとなった6番人気の
タイトルホルダーが逃げ粘った。1番人気の
ジャスティンパレスは4着だった。
右手で
ガッツポーズを決めた
武豊は「
ドウデュースも私も帰ってきました!」と呼び掛けると、スタンドからは割れんばかりの大歓声が。「状態はすごくいいなと思っていました。この馬のいいところを出すことだけを考えました。前半はこの馬のリズムでゆったりと行ければラストはいい脚を持っていますから、そこにかけていました」と相棒への絶対的な信頼を口にした。
武豊は
天皇賞・秋直前に負傷し、今回が完全復活を告げるG1制覇。「いつも応援ありがとうございます。やっぱり競馬っていいなと思いました。
メリークリスマス!」と、ファンにメッセージを送った。
提供:デイリースポーツ