◇G1・
有馬記念(2023年12月24日 中山芝2500メートル)
G1馬8頭など豪華メンバーが集った暮れの大一番「
有馬記念」は、昨年のダービー馬で2番人気
ドウデュース(牡4=友道)が制し、G1通算3勝目を挙げた。勝ち時計は2分30秒9。
人馬ともに劇的な復活ドラマ。69年3月15日生まれの
武豊は、50歳となった19年3月15日以降の
JRA重賞が24勝に。48年10月31日生まれの岡部幸雄は50歳となった98年10月31日以降に同23勝で、50代での重賞最多勝記録をマークした。
JRA通算勝利数、G1通算81勝、史上最年少&最年長G1制覇など数々のレコードを樹立してきた54歳。負傷を乗り越え、これからも競馬シーンの第一線を走り続ける。
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有馬記念 「有馬」は日本
中央競馬会第2代理事長・有馬頼寧(よりやす)氏の名字。1956年に中山競馬場の新スタンド竣工を機に「中山
グランプリ」が創設されたが、翌57年に有馬理事長が急逝したため、その功績を称えて「
有馬記念」に改称された。
スポニチ