◇G1・
有馬記念(2023年12月24日 中山芝2500メートル)
G1馬8頭など豪華メンバーが集った暮れの大一番「
有馬記念」は、昨年のダービー馬で2番人気
ドウデュース(牡4=友道)が制し、G1通算3勝目を挙げた。勝ち時計は2分30秒9。
レース後のインタビューで、
有馬記念通算4勝目を挙げた不世出の
スーパージョッキーは胸を張った。
――大歓声はどうですか
「
ドウデュースも私も帰ってきました!」
――3戦ぶりのコンビ
「状態は凄くいいなと思ったので、この馬のいいところ出すことだけを考えて。前半はこの馬のリズムでゆっくりといって。ラストの脚はいいものを持っているので、そこに懸けていました」
――乗っていて
「道中は馬が元気良すぎたところあったけど、なんとか我慢できたので。残り700メートルから、この馬の末脚を生かそうと思って。4コーナー回ってくる時の感じ良かったのでなんとかなるかなと思った」
――
ドウデュースと獲ったG1
「ダービーの後、ほんとに苦しい思いをしていたので。この馬はこんなもんじゃないと思って、ずっとここまできて。今日のメンバー、強いメンバーですけど、
ドウデュースが一番強いと思って乗りました」
――武さんはG1通算81勝目
「これまで素晴らしい馬に恵まれて、今日も名馬とともに
有馬記念に挑めて、ほんとに幸せだなと思う」
――ファンへ
「いいレースをすることができました。やっぱり競馬はいい。
メリークリスマス!」
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有馬記念 「有馬」は日本
中央競馬会第2代理事長・有馬頼寧(よりやす)氏の名字。1956年に中山競馬場の新スタンド竣工を機に「中山
グランプリ」が創設されたが、翌57年に有馬理事長が急逝したため、その功績を称えて「
有馬記念」に改称された。
スポニチ